和田誠寿(26=広島)はデビューして4年半になる。

 なかなか上昇のきっかけがつかめなかったが、昨年あたりから追い込みにシフトして成績も安定してきた。来期は2班昇格がほぼ確定している。

 「目標がいない時は動いてますが、今はほとんど番手戦。まだ見よう見まねですが勉強中です」と笑っていたが、成績がまとまることでレースも面白くなったようだ。予選4Rは奥村諭志マークから差し切りで1着。「奥村は突っ張ると言ってくれてたし、足も余裕がありました」。

 準決6Rは吉川希望の番手で決勝進出を目指す。