【中野公博・福腹スペシャル】

◆12R:白虎賞 近畿NO・1を決めようじゃないか!

12R白虎賞は準決フリーパスだが、がぜんガチンコ勝負の様相を呈してきた。地元近畿勢が大挙7人進出。古性優作はメンバーが出そろうと「西というより、近畿で誰が一番強いのか、シンプルです」と、話した。普段は仲間の男たちが、プライドをぶつけ合う一戦だ。

このメンバーの中に今年急激に進化した窓場千加頼の名前がある。2日目西予<2>10Rで窓場と連係した古性は「今年最初の頃の千加頼は自信がないような感じでしたけど、ウィナーズカップの前のあたりぐらいから一皮も二皮もむけましたね」と、窓場の急成長ぶりを語っていた。

窓場に何があったのか。

「何かあったって言われると、おやじの引退ですかね。頑張らないと、と思った」。元競輪選手でG1でも活躍した父の加乃敏(59期)が、昨年11月に引退。これで窓場に火が付いた。やるしかない。そこからの躍進は誰もが認めるところ。だからこそ、ここも近畿は別線になった。

「お客さんも盛り上がるでしょうけど、走る方もワクワクします」

窓場の顔は遊びを待ち切れない少年のようだった。小細工なしの力勝負。タイミングが来れば仕掛ける。3連単(3)-(4)(1)(7)(2)-全の28点。

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