【野島成浩・こう成る こう成れ スペシャル】

◆12R:ローズカップ 大舞台とかけて山口拳矢と解く。その心は単騎戦でより強さを発揮するでしょう。そう、ここは山口を狙うべし!

くしくも4番車は日本選手権(23年5月・平塚)を単騎まくりで制し、G1初制覇を遂げた際と同じでゲンもいいのだ。今をときめく近畿勢と、地元地区で張り切る関東勢の攻防を、ハイスピードでのみ込んでいく。

振り返ればG2共同通信社杯(21年9月・岐阜)も単騎まくりで勝った。その心得は、「まずはいい位置を取ることが大事。1度は動いてでも、並走の勝負になっても」と明かした。そして、イメージ通りに運ぶ仕上がりにある。

走るたびにリズムを上げている。直前に2場所連続Vで今大会を迎え、初日特選11Rは村田祐樹マークから番手まくりで白星をもぎとった。気持ちも体も、そしてメカの面もばっちり。

年頭に落車禍から左肩の故障に苦しんだことは、もう遠い過去に追いやった。「ウエートトレができるようになり、体のバランスが戻った。自転車は部品の組み合わせをいろいろと試し、いいあんばいになっている」と走りに集中できる条件を整えた。

不振に陥っても、栄光を知るスピードスターはそのたびに立ち直る。「実は平塚で優勝したとき、ぎりぎりの勝負で、力で勝ったという実感がなかった。だからこそ、もう1回勝ちたい。グランプリの雰囲気をまた味わいたい」。

願いを叶えるためにも、RCは自分の型で戦い、準決以降へ弾みを付けたい。急勾配の中バンクを軽やかに駆け抜ける。

(4)-(5)(2)(7)(1)-(5)(2)(7)(1)。計12点。

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