新山響平が先行力を見せつけて激戦を制した。
準決11Rは打鐘で主導権を取ると一列棒状で最終バック。伏見俊昭を連れて北日本ワンツーを決めた。「赤板で先に仕掛けた郡司(浩平)さんに突っ張られたら苦しかったが、すんなり駆けられた」。
前場所の競輪祭は「何もできずに終わった」。そこで、体の使い方やトレーニング法などを、すべて見直した。「準決は新しいペダリングで臨んだが、まだ完全ではない」と、快勝にも課題を挙げた。
決勝で対戦する別線の太田竜馬とは、ヤンググランプリでも激突する。「予行演習で力勝負する」と宣言した。