永井清史(35=岐阜)が準決9Rでまくり追い込み、3着で決勝進出を決めた。前受けした永井は最悪の8番手。

それでも「バックの向かい風でみんな足を使っているはず。結構、落ち着いてましたよ」とさらりと話す。永井の決勝進出は昨年11月の豊橋以来。いわば、得意走路と言っていいだろう。決勝は北津留翼との実質、2分戦。高校時代からのライバルで、その後もナショナルチームの合宿を通じて付き合いも長い。「彼のいいところも弱点も知ってますから」と北津留対策に自信ありげだった。