南関勢が決勝11Rに大挙5人が進出した。

その先頭は、競走得点が自己最高の102点台になった大石剣士(23=静岡)。「しっかり主導権を奪います」と積極策に腹を固めた。前場所の9月函館決勝でも、南関5車の先頭で先行した。「函館でも南関でワンツースリー。ただ、自分は7着。もちろん、今度は確定板に載りたい。S級1班の点数を目指していますから」。内容と結果の二兎(にと)を追う南関のホープから目が離せない。