直前まで3節続けて転覆している蜷川哲平(43=東京)のリズムが一変した。

相棒の64号機は複勝率が22・9%と乏しくても、2場所前に河村了が優出するなど上昇気配。蜷川は3Rをセンターまくりで1着。メイン選抜12R5枠はピット離れで6枠の小池修平に後れを取ると、スロー4コースに入って西村拓也の逃げに2番差しで迫り3着。レース後は「小池選手のピット離れと伸びが良すぎる。オレだって悪くないのに」と苦笑した。

出足寄りの機の特徴をつかみ、ピンチ脱出の判断もさえている。2日目は内枠デー。5、9Rも軽快に運ぶ。