7月にS級に初昇格する中原航大(26=岡山)が調子を上げてきた。最大風速4・5メートルと発表されたこの日、180センチと長身の中国ホープはまさにどこ吹く風といった力走を見せた。3分戦のA級予選10Rで打鐘前から先制すると、強風でばらばらと引き離される他の選手を尻目に押し切った。

現在の競走得点は86点半ばで、S級点数を確保した昨年後期より5点近く下げていた。その不振からようやく脱出できそうだ。

「前節の別府で先輩の畝木努さんから『セッティングを変えたら』と言われた。それで自転車が乗りやすくなった」と、リズムアップのこつを明かした。

迎える準決11Rは、強風下でも、実力S級の五十嵐綾が相手でもひるまない。果敢に仕掛け、1月大垣以来の決勝進出を手繰り寄せる。