深刻な競走得点ダウンに陥っている向井円(27=大阪)が、昨年11月和歌山以来の決勝進出を果たした。

予2・6Rは内から逃げた石井貴子を追って2着。検車場に戻ると「ホンマに内が空いてよかった。久々の決勝進出でうれしい」と声が弾んだ。

今期は代謝制度による引退の危機を乗り越えようと懸命な戦いが続く。「気持ちが高まらず、今の成績になった。でも、まだまだ選手を続けたい。今月はあと2場所、6月は3場所ある」。

4番車で挑む決勝10R。「前前から」と意気込んでいる。