【ミッドナイト前検日リポート】

ボートレース新時代が維新の地・下関で幕を開ける! ボートレース業界初となるミッドナイトボートレースが、20日から25日までの6日間、山口・下関市の下関ボートで行われる。

97年に群馬・桐生ボートで初のナイターレースが開催されてから24年。現在はナイター開催場も7場に拡大され、カクテル光線に照らされた水面での熱い戦いは、すっかりおなじみの光景となった。

ミッドナイトボートレースは、全レース無観客開催という制限はあるものの、午後9時以降もレースが行われるのが最大のポイント。今節は1Rのスタート展示開始が午後5時、最終12R締め切り時刻が午後9時54分の予定となっている。

記念すべきミッドナイト開幕戦には、6人のSGウイナーを筆頭に、9月の徳山プレミアムG1ヤングダービーを制した羽野直也(26=福岡)、地元の谷村一哉(42=山口)に加え、長嶋万記(40=静岡)ら女子レーサーが花を添える。豪華メンバーでの激突となった。

日本モーターボート選手会山口支部長の江本真治(47=山口)は「もちろん僕も初めてのことなので正直、読めないところはある。でも、下関で全国に先駆けてやることはいいと思うし、どんどん新たな挑戦をしていった方がいい」と歓迎した。

他場との競合がない10R以降は、全国のファンを独り占めできる“ゴールデンタイム”。どこまで売り上げが伸びるか、注目を集める。

なお、場間場外発売場及び場外発売場では午後8時45分まで場外発売、それ以降は前売り発売のみとなる。また、インターネット即時投票会員は、通常開催と同じように投票を楽しむことができる。