ナイターで行われるG1「第63回競輪祭」が18日から23日まで、小倉競輪場で開催される。年末の静岡KEIRINグランプリ(GP)の出場権が懸かる最終決戦。見どころを日刊スポーツ評論家の中野浩一氏が熱く語った。ガールズGP2021トライアルも同時開催。トパーズは小林優香、アメジストは女王・児玉碧衣と、久留米の同門2人が主役となる。
今年のG1は全日本選抜が郡司浩平、日本選手権(ダービー)が松浦悠士、高松宮記念杯が宿口陽一、オールスターを古性優作、そして寬仁親王牌は平原康多が制した。賞金では5位清水裕友、6位守沢太志、7位佐藤慎太郎までがほぼ安全圏で、最後の1枠を争うサバイバル戦となる。
東京五輪代表の新田祐大は、GP出場には優勝しかない。ともに世界で戦ってきた脇本雄太は腰痛で出場を断念。脇本の分まで新田に注目が集まる。確かに力が別格だが、G2共同通信社杯は決勝で新鋭の山口拳矢に苦杯をなめた。グランドスラムがかかった寬仁親王牌決勝は斜行で失格。防府G3も特選、2予は世界レベルのスピードを見せつけたが準決は不発と、リズムは決していいとは言えない。「ずばりV候補」と推せないだけに、誰が優勝してもおかしくない大混戦だと思う。そんな中、賞金8位でボーダーの山口が鍵を握る。昨年デビューしたばかりだがビッグレースも取り、次世代のエースになろうとしている。史上最速のGP出場なるか見ものだ。平原は調子を上げてきた。けがに苦しんだが、寬仁親王牌の走りを見ると間違いなく復調。競輪祭は3度優勝と好相性。平原の親王牌Vに貢献した吉田拓矢は高松宮記念杯準V。G1を取れる力を持ち、後輩山口へのライバル心もある。
松浦は心配だ。蓄積された疲労の影響はあると思う。相棒の清水はいつも冬場に調子を上げてくる。防府GⅢ4連覇を決めて気持ちも乗っている。郡司は近況好調とは言えないが、世界選手権から戻った松井宏佑の存在は大きく、深谷知広もいる。大会連覇を狙っているだろう。浅井康太はS級S班復帰へ正念場となる。九州勢は山崎賢人の欧州遠征による不在が痛い。山田英明、中川誠一郎、北津留翼、園田匠の奮起に期待するしかない。
ガールズは児玉碧衣と小林優香が中心だ。パリ五輪を目指すと宣言した優香は勝つしかGPがない。いつも以上に気合が入るだろう。賞金トップの石井寛子はTRは不思議と良くないのが気になるが、実力通りの走りを見せてほしい。注目は久米詩。前橋で前受けから先行して優香に抜かせなかった。自信をつけているはずで、大物食いもありそうだ。
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