藤山翔大(32=大阪)が、してやったりの豪快まくりに成功した。

5枠だった11Rは、チルトを戸田で最も高い0・5度に跳ね上げた。「ピット離れは諦めて伸び勝負。伸びは来たなという感じです」。展示は大外だったが、本番は6枠の立間充宏が枠なりを選び、5コースから一気に内をのみ込んだ。

今後のプランは「相手次第。前付けは気分次第」と流動的。それでも、明らかに伸びは本格化した。3日目は7R3枠、12R6枠の2走。3カド、伸び特化、前付け策など、あらゆる手段で相手にプレッシャーをかける。