2年ぶりに住之江で1億円バトル! 「第38回グランプリ」は19日から24日の日程で、大阪・住之江ボートで行われる。
開催を直前に控え連載をスタート。黄金のヘルメットを狙う出場18選手を順番に紹介する。まずはトライアル1st組から登場だ。
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◆中島孝平(44=福井)賞金ランク16位
3月の三国G1を制し、悲願の地元周年初優勝を飾った。2着は今垣光太郎で地元ワンツー。グランプリの舞台で再現を狙う。
地元以外にも、多摩川、宮島、びわこなどでG1優出。着実に賞金を加算した。鋭い仕掛けと的確なハンドルワーク。攻撃力も兼ね備える。気迫むき出しの走りをみせる今垣光太郎とは対照的に、冷静にレースを運ぶ安定感は魅力たっぷりだ。
「(気持ちは)いつもと一緒です。優勝目指して頑張るんですが、優勝戦までは遠いですね。まずは、トライアル1stを勝ち上がらないと」。グランプリ初出場Vを成し遂げたのは13年前。今垣とともにファイナル進出。中島は2コースまくりで3連単万舟券を演出した(今垣は3着)。
トライアル1st初戦、中島は5枠、今垣は6枠。波乱再現へ、まずは2nd進出を狙う。
◆今垣光太郎(54=福井)賞金ランク17位
11月の三国SGチャレンジCは優出6着。前検日時点でのランキングは21位。優出は最重要課題だったが、地元でグランプリ出場を決めた。
今年の今垣はフライングを切っていない。8年ぶりの三国SGのために、我慢し続けた。「1年でこんなにSGでフライングしないのは久しぶり。三国でチャレンジCがなかったら、どこかで切っていると思う」。迎えた地元決戦。予選道中で3連勝を飾りトップ通過も、準優1枠で痛恨のコンマ26。それでも2着で優出。4枠の優勝戦は伸び型調整を施したが、ピット離れで遅れて6着に終わった。
全てをかけた地元SGで優勝はできなかったが、4年ぶりのグランプリ出場を決めた。三国の借りは住之江で返す。
◆菊地孝平(45=静岡)賞金ランク18位
土壇場で滑り込んだ。チャレンジC最終日、11月26日の三国8R特別選抜B戦、菊地は1枠。勝てば220万円を上積みし賞金ランク18位に浮上。ラスト1走で決まるという状況で、完璧に逃げた。
「やっとたどり着けました」と菊地は言った。安堵(あんど)感からの言葉かと思いきや、こう続けた。「この数カ月は本当に得るものがあった。今までのGPの中でも手応えがある状態。どれだけやれるかと思ってたので、行きたかった」。3月芦屋周年のフライングでオールスター不出場。リズムに乗り切れなかったが、秋口からペースアップ。最後に大きな勝負駆けを突破した。
今年の住之江は2節走って優勝、優出2着。「(住之江の)調整イメージはめちゃくちゃできている」。トライアル1stで極限の“勝負駆け”を成功させる。
※次回は12日に公開します。





















