流れは女屋文伸(46=埼玉)に向いている。

準決12Rは、まくった磯川勝裕にスピードをもらい、直線で中を割って突き抜けた。4角から自然とコースが空く展開の良さも味方し、レース後は表情を崩しっぱなしだった。感触も上向きで「気になっていたハンドル周りをいじって、初日よりも軽かった。もうちょっといじる余地はあるし、まだ伸びしろはありますね」。

いい形で臨めそうな決勝は、同県の後輩・熊崎麻人とのタッグで、目標に不足なし。絶好の展開をものにして、昨年11月以来の優勝を手にする。