金子大輔(45=浜松)が準決勝戦10Rを勝って、G1ファイナル進出を決めた。

ただ、ロッカーに戻って取材対応する金子は、心なしか浮かない顔だった。その理由は…。

「ノーミスで試走3秒33ですよ…。3日目のまま、エンジンもタイヤもいった。3日目が悪くなかったので、変化しても知れてると思ったら、試走が3秒28から5個も落ちたから、うそやろ~って。手前から先まで弱い。足的にかなり劣勢でした」

確かに風は強く、気温は上がっていた。それにしても、競走車の気配が3日目と4日目で違い過ぎたことに、金子は苦笑いを浮かべるしかなかった。

「風と気候でこんなに変わるのは勉強になった。そこは合わせられるように。このタイヤは2走して8周は低いので、もう1本、同じような番号があるので、それで恐らくいこうかな。整備は、リング交換は視野に入れつつですね」

タイヤを換えて整備をすることで、良かった3日目の競走車の動きを取り戻しにかかる。

「スタートはいろいろクラッチのパーツ換えたら、今度は浮くようになってしまった。それで朝からばたばたとやった。あまりいいフィーリングではないから、またクラッチは扱っていく」

スタートの気配と競走車の動きを底上げして、昨年2月の山陽スピード王決定戦以来となる7度目のG1制覇を狙う。