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強運カラフルのハートは男勝り/阪神JF

紅葉をバックに歩くカラフルブラッサム
紅葉をバックに歩くカラフルブラッサム

<鈴木良一のG1フルスイング:阪神JF>

 戦ってきた相手が違う。「フルスイング」の鈴木良一は、カラフルブラッサム(牝2、鈴木孝)を馬券の中心に据えた。牡馬相手に互角以上の戦いを演じてきた実績、状態の良さ、そして17分の6の抽選をクリアした運で、2歳牝馬の頂点に立つ。

 新設重賞アルテミスSの勝ち馬コレクターアイテムがややリードという様相だが、個人的には今週の追い切りが案外に見えた。牝馬の予想、それも若駒のレースになればなるほど、大事なのは状態面。波乱の余地はあるとみる。

 状態という点で見れば、◎カラフルブラッサムは他の17頭に負けはしない。とにかく今週の稽古が意欲的だった。栗東Cウッドコースでいっぱいに追われ、古馬1000万クラスを相手に3馬身半も先着した。6ハロン81秒9、ラスト12秒1の時計は2歳牝馬にしては破格の数字だし、2歳牝馬が直前でこれだけビシッと攻められること自体が何よりも好調の証し。本紙「極ウマ式調教評価」でも文句なしのトップとなる95点をたたき出している。

 同馬を管理する鈴木孝師は09年に調教師免許を取得した新鋭だが、歴代賞金王テイエムオペラオーを育てた岩元師の門下生。ウッドコースできっちり鍛えて馬を育てていくのは師匠譲りの手法でもある。抽選待ちの身ながらハードに攻めた最終追いからも、トレーナーの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。

 状態が万全なら、牡馬相手にもまれてきた経験が黙ってはいない。デビュー3戦はすべて牡牝混合戦。1度も牝馬限定戦を使っていないところに、陣営の期待の大きさを感じる。

 ここ2戦、牡馬相手に結果は出せなかったが悲観する必要はない。2走前の新潟2歳S(5着)は直線で他馬と接触するアクシデント。普通の牝馬ならその時点で終戦だろうが、そこから盛り返し、最後までしっかりと伸びた。非凡な精神力を持っているのは間違いない。前走の黄菊賞(3着)にしても負けた相手は素質馬キズナ。新潟以来の実戦で体重もプラス12キロ。余力残しの仕上がりで来春のダービー候補と0秒4差なら、十分に合格点を与えていい。実績では劣るが、秘めた素質はこのメンバーに入っても互角以上だ。

 昨年は15分の6の抽選をくぐり抜けたジョワドヴィーヴィルが優勝。素質があれば実績を乗り越えられるのが阪神JFというレースの特徴でもある。抽選を突破した◎の運にも注目だ。相手を絞るのが難しいレースだけに(14)の単複と(14)からの馬連7点で勝負する。

 馬連(14)-(12)(15)(6)(3)(8)(13)(18)。

 [2012年12月8日12時11分 紙面から]




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