川崎FのFW小林悠(31)が、史上14人目のJ1通算100得点にあと3点と迫っている。

J1通算238試合に出場し97得点。大卒選手(拓大)で100得点に到達すれば、中山、藤田(ともに筑波大)に次いで3人目となる。得点した試合でチームは64勝14分け6敗と好成績で、過去13人の100得点到達時と比較すると、小林の「6敗」は現時点で中山、興梠の8敗より少ない。17年以降に限れば29勝5分けと34戦不敗。エースが決めればチームは負けない。

今季は開幕から出場7試合ノーゴールだったが、4月28日の神戸戦で初ゴールを決めると、そこから3戦連発。チームも10年ぶりに5連勝を飾った。次節17日の名古屋戦でも得点し、4試合連続ゴールとなれば、自身4度目の4戦以上連発となる。

J1で4戦連発を4度は、日本人選手では過去にFWカズ(三浦知良8度)のみ。川崎Fのエースは当たり出したら止まらない。一気に大台に到達しそうな勢いだ。【石川秀和】