神戸FW大迫勇也(32)が途中出場から終盤に2得点を挙げてチームに勝ち点3をもたらした。0-1の後半38分にPKで同点に追いつくと、同ロスタイムに右足で決勝ゴールを決めた。
▼マルチゴール J1リーグ戦での1試合複数得点は鹿島時代の2013年8月28日の清水戦以来、9年ぶり通算7度目。神戸移籍後は初めて。
▼J1通算50得点 この日の2得点で節目に到達。史上101人目。出場171試合目で達成。通算50点のうちPKゴールは4点目。
▼後半ロスタイム弾 今季はリーグ戦6点目だが、後半ロスタイムの得点が半分の3点を占める。後半ロスタイムに3ゴールは今季のJ1で単独1位。試合終盤に勝負強さを発揮している。
Jリーグの公式記録にロスタイムが表記されるようになったのは2010年以降だが、大迫は後半のロスタイムに10年1点、12年1点、13年3点、今季3点で通算8点。海外でプレーした期間が長かったにもかかわらず、J1通算の後半ロスタイム弾は歴代4位タイとなっている。
<J1通算の後半ロスタイム弾ランキング>(10年以降)
大久保嘉人 13点
豊田 陽平 10点
小林 悠 9点
大迫 勇也 8点
パトリック 8点
渡辺 千真 8点