U-23韓国代表のオーバーエージでガンバ大阪所属のFWファン・ウィジョ(26)が9得点で大会得点王に輝き、優勝に貢献した。

韓国の大会最多得点は94年広島大会でFW黄善洪が記録した11点だが、それには及ばなかった。

ファンにとって、U-23韓国代表を率いる金鶴範監督は城南FC時代の恩師。今大会、優勝すれば兵役が免除される韓国のオーバーエージ枠は重要で、大会前、韓国国内でファンへの風当たりは強かった。

W杯ロシア大会メンバーから外れたファンが、オーバーエージ枠に選ばれたことで「コネ選出」とも言われた。だが、G大阪のエースは周囲の声をはねのけ結果で示して見せた。

Jリーグでも9得点を挙げており、絶好調。所属クラブは苦境に立たされているが、エースはG大阪も救うはずだ。