日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が5日、東京・JFAハウスにコーチらを集め、今年初のスタッフ会議を行い、マリ、ウクライナと戦う今月のベルギー遠征のメンバー選考に着手した。

 ハリルホジッチ監督は、検討しているW杯(ワールドカップ)最終メンバーの2段階選考案にも初めて言及した。

 この案では「外れるのはカズ、三浦カズ」級の20年ぶりのサプライズが巻き起こる可能性も。質問され「状況によってはW杯に連れて行くか分からない選手を含め、大きなグループで呼ぶ」と暗に認めた。23人に絞り同時に、4~5人のバックアップを発表する別案も検討しているようだ。いずれにしても5月中旬は23人超の発表になり、同30日の壮行試合には28人程度を招集し、試合後にメンバー23人を正式決定する可能性がある。