日本代表の次期監督に就任することが確実な、東京五輪代表(U-21日本代表)の森保一監督(49)が25日、受諾する覚悟をついに示した。J2町田ゼルビア-京都サンガ戦(町田)を視察後、取材に応じ「もし報道されているようなこと(就任が翌26日の理事会で承認)があれば、即決したいと思っています」と、この件に関して初めて明言。「状況は変わらない」「たられば、の話はできない」と前置きした上で「自分の中ではいろんなことを考えて、整理してきたつもりなので。(決断の)準備だけはしておきたいと思います」と前向きに語った。

 協会側から正式な打診があったのか聞かれると「そこは皆さんのご想像にお任せします」と笑顔でかわしたものの、これまでの明確な否定とは異なる反応。「田嶋会長とはコーチ会議の日(19日)に会いました。みんなが見ている前ですけど」と堂々と明かす場面もあった。

 「森保ジャパン」発足は26日午後2時からの理事会で承認される見通し。W杯ロシア大会で16強に導き、続投要請を断った西野朗監督(63)の後を継ぎ、日本人では初となる五輪代表との兼任監督に元日本代表MFの森保氏が、就く。