1-1に追いついた前半20分のFW田中美南(日テレ)のゴールは、日本の連係が生きた得点だった。

 同じ日テレ所属のMF長谷川唯からの縦パスに反応し、相手DFに囲まれながらも左足を振り抜いた田中は「最初のトラップで打てないと思った時に冷静に切り返すことができた」と胸を張った。

 ハットトリックをマークした6月のニュージーランド戦に続く得点。定位置確保を狙う24歳の点取り屋は「もっともっとゴールに向かわないといけない」と、貪欲な姿勢を示した。