サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF川澄奈穂美(35)が15日、自身のブログで聖火ランナーを辞退すると発表した。

「いつも応援してくださっているみなさん、こんにちは! タイトルの通り、3月25日になでしこジャパンが第一走者を務める聖火リレーのランナーを辞退いたします。 すでに昨年辞退の意を表明しておりましたが、改めてのお知らせです」と記し、事情を説明した。

川澄は現在、米国に在住。「要約しますと、2020年3月26日の聖火ランナーを辞退したところ、辞退発表後に聖火リレー自体が延期になったため、聖火ランナーの資格はそのまま継続させていただいている状態でした。ただ、現在アメリカ在住でプレシーズン真っ只中のため、今回の聖火リレーも参加が困難だと判断し、辞退いたします」と続けた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会によると、聖火リレーの第1走者は延期前と変わりなく、東日本大震災が発生した2011年のサッカー女子W杯で優勝したなでしこジャパンのメンバーが担当する。しかし、参加者は調整中としている。