初戦に黒星を喫した日本はドーハで中国に1-0で勝ち、W杯カタール大会最終予選で初勝利を挙げた。中国は2連敗。
黒星スタートから2戦目で初勝利は、ハリルホジッチ監督が指揮した前回のロシア大会最終予選と同じ星取り。最終予選がホームアンドアウェー方式になった98年フランス大会以降、前回大会前まで初戦黒星で本大会に出場した例はなかったが、日本がそのジンクスを打ち破っていた。
予選を勝ち抜いて本大会出場を決めたのは延べ23カ国。そのうち今回の日本のように開幕2戦で勝ち点3は06年大会の日本と韓国、18年大会の日本と3例ある。14年大会のオーストラリアが同2、02年大会のサウジアラビアが同1から巻き返して本大会出場を決めている。
ただ、開幕2連敗で本大会出場を決めた例はなく、今予選のB組で初戦から2連敗の中国とベトナムは「W杯出場確率0%」ということになる。
<W杯出場国の最終予選開幕2戦の星取り>
◆98年フランス大会
サウジアラビア○△
イラン○△
韓国○○
日本○○
◆02年日韓大会
日本 予選なし
韓国 予選なし
サウジアラビア△●
中国○○
◆06年ドイツ大会
サウジアラビア△○
韓国○●
日本○●
イラン△○
◆10年南アフリカ大会
オーストラリア○○
日本○△
韓国△○
北朝鮮○△
◆14年ブラジル大会
イラン○△
韓国○○
日本○○
オーストラリア△△
◆18年ロシア大会
イラン○△
韓国○△
日本●○
サウジアラビア○○
オーストラリア○○