日本(FIFAランク28位)がベトナム(同98位)を相手に1-0で辛勝した。前半17分にMF伊東純也(28=ゲンク)が先制点を挙げた。伊東は同40分にもカウンターから鮮やかなミドルシュートで加点したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でMF田中碧(23=デュッセルドルフ)の立ち位置がオフサイドだったとして取り消されたこともあり、追加点を奪えなかった。B組4位の日本はこの勝利を反転攻勢の足掛かりにしたい。

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DF吉田麻也は主将として冷静なプレーで最終ラインを引き締め、1-0の勝利に貢献した。試合後は「ベトナムも決して悪いチームじゃない。明らかにコンディションも僕らより全然良かったので。まずはここでしっかりベトナムをたたけたのは良かった」とホッとした様子。次のオマーン戦に向け「次も確実に勝ち点3を取らなければいけない試合。初戦のようなミスは許されない。ブラジルと戦うつもりで戦いたいなと思います」と意気込んだ。