日本代表として戦っているのは、森保一監督(53)、選手だけではない。多くの裏方によって、支えられている。日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル「JFATV」が16日、「Team Cam 非公開練習でオマーン戦に向け調整」と題した動画を公開。

朝食会場では、敵地に同行する西芳照シェフが目玉焼き、スクランブルエッグなどを調理していた。ホテルの大広間の一角に用意された調理場。慣れた手つきで、次々と料理を準備。カメラを向けられた西シェフは「勝利を信じて作っています」と黙々と仕事に徹した。

続いてカメラは、大量の洗濯物であふれた部屋に潜入。「最終予選は6回目になるんじゃないですか」と笑うのはキットスタッフの麻生英雄氏。選手が練習や試合で使用したユニホームなどをたたみ、サイズ別に分ける作業をこなしていた。「いつもと変わらない準備をして勝って帰りたいですね」と言った。

多くのサポートがあってこその日本代表。コメント欄にも「選手もすごいけど、裏で支えてくれるスタッフや関係者の方々の支えがあっての日本代表。絶対に負けられない! 本当に応援しています」といった声や「西さんのご飯食べたいといつも思う」と西シェフの料理に興味津々の反応も寄せられた。さまざまな人の尽力で、日本代表は成り立っている。

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