サッカー日本代表(FIFAランキング23位)が決勝でチュニジア(同35位)に0-3で敗れ、2016年以来6年ぶりの開催となったキリンカップ優勝を逃した。
守備の連係ミスを突かれ、まさかの3失点完敗。6月の国際Aマッチ4試合を2勝2敗で終えた。
日 本 | 0 | 0-0 0-3 | 3 | チュニジア |
▼得点者
後半10分 【チュニジア】ベンロムダン
後半30分 【チュニジア】サシ
後半48分 【チュニジア】ジェバリ
試合後
■日本・森保監督「ホームで戦うということで、やはり日本では絶対負けたくない、勝ってサポーターの皆さんに喜んでもらうことができなかったのが残念。ただ、結果は非常に残念だが、選手たちには、いろんな選手だったり、システムだったり、難しい環境でプレーしてもらい、選手たちに責任はないと思うし、選手たちがしっかりトライしてくれたこと、今日の反省を踏まえて、今後成長につながる環境をつくっていければと思います。(選手たちには)このままトライを続けてほしいと、今日の敗戦を踏まえて、悔しさをばねに次の成長につなげていこうということを伝えていきたい。 」
■チュニジア・カドリ監督「日本は素晴らしいチーム。とりわけ技術面、戦略面で良いチーム。結果的にはチュニジアの方が戦略的に良い作戦で臨めた。それぞれの局面でどうすべきが選手たちが良くわかっていたのが勝因。とにかく勝つことができてうれしい。日本は中盤で速い球回しができる。これを許してはならない。私たちは中盤で決してスペースを与えないようにしてきた。中盤で勝った。もし日本に弱点があるならば守備。DFは難しい状況に置かれるとミスをする。DFの裏にボールをつけることに注意した」
◆試合経過
【後半49分 日本0-3チュニジア】
後半終了
0-3で試合終了、日本はキリン杯準優勝
【後半49分 日本0-3チュニジア】
チュニジア 選手交代。ベンスリマンに代わりベンアルビ。ドレーガーに代わりベンラミン
チュニジアが3点目を奪う
【後半48分 日本0-3チュニジア】
チュニジア ボールを奪われ、カウンターからジェバリがミドルシュートを決めて決定的な3点目が決まる
【後半45分 日本0-2チュニジア】
アディショナルタイムは4分
【後半39分 日本0-2チュニジア】
チュニジア 選手交代。ムサクニに代わりカイブ
【後半37分 日本0-2チュニジア】
日本 選手交代。長友に代わり山根
【後半34分 日本0-2チュニジア】
日本 右から中央へ切れ込む堂安が中央へパス。古橋がシュートを放つが、相手に当たり左CKを獲得
【後半34分 日本0-2チュニジア】
日本 久保のFKは左サイドネット
【後半32分 日本0-2チュニジア】
チュニジア イファにイエローカード■
【後半33分 日本0-2チュニジア】
日本 古橋が仕掛け、こぼれたボールを三笘が拾い、角度のないところで左足でシュートを放つが、ゴール上に外れる
【後半32分 日本0-2チュニジア】
チュニジア 選手交代。ベンロムダンに代わりメジブリ。ヘニシに代わりジェバリ
チュニジアが追加点
【後半30分 日本0-2チュニジア】
チュニジア GKからのロングボールに吉田と板倉がペナルティーエリアでカバーに入るも、2人の間からムサクニに抜け出されてボールを奪われる。マイナスの折り返しに中央でフリーのサシが押し込み追加点
【後半26分 日本0-1チュニジア】
日本 選手交代。伊東に代わり堂安。南野に代わり久保。
【後半18分 日本0-1チュニジア】
日本 伊東の左CKに吉田が頭で合わせるが、DFに防がれてしまう
【後半15分 日本0-1チュニジア】
日本 選手交代。鎌田に代わり三笘。浅野に代わり古橋。
【後半13分 日本0-1チュニジア】
日本 ペナルティーエリア中央手前の南野に縦パスが通り、右サイドの伊東へ。クロスを送り、ペナルティーエリア中央左で浅野がオーバーヘッドで合わせるが、ゴール左に外れる
チュニジアが先制
【後半10分 日本0-1チュニジア】
チュニジア ベンロムダンがPKをゴール右に決め、チュニジアが先制
【後半9分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 最終ラインから右へロングパス。競り合いからこぼれたボールをベンスリマンがゴール前へ走るヘニシに送るが、吉田に後ろから倒されPKを獲得する
【後半7分 日本0-0チュニジア】
日本 長友にイエローカード■
【後半6分 日本0-0チュニジア】
日本 自陣でボールを奪い、速攻を仕掛ける。右サイドの伊東がクロスを送るが、浅野は相手と交錯し打てず
【後半2分 日本0-0チュニジア】
日本 左サイドの伊藤からペナルティーエリア中央に走る伊藤へアウトスイングのボールが送られるが、うまくミートできず
【後半1分 日本0-0チュニジア】
日本 自陣中央の吉田からロングパス。敵陣右サイド深くの伊東に通り、クロスを送るが味方には通らず
【後半0分 日本0-0チュニジア】
日本 選手交代。原口に代わり田中
【後半0分 日本0-0チュニジア】
日本ボールでキックオフ
【後半0分 日本0-0チュニジア】
日本 選手交代。原口に代わり田中
■ハーフタイム■
【前半46分 日本0-0チュニジア】
前半終了
【前半46分 日本0-0チュニジア】
日本 伊東が敵陣深く右サイドから斜めのパスを送るが、ぺナルティーエリアの中央に走り込んだ浅野には通らず
【前半45分 日本0-0チュニジア】
アディショナルタイムは1分
【前半44分 日本0-0チュニジア】
日本 鎌田から右サイドを走る伊東へスルーパスが出るが、オフサイドの判定
【前半42分 日本0-0チュニジア】
日本 敵陣中央から板倉が浮き球のパス。南野が抜け出しゴール右に突き刺すがオフサイドの判定でノーゴール
【前半39分 日本0-0チュニジア】
日本 伊東が右サイドからクロスを送るが、中央の浅野はうまく頭で合わせられず。DFがクリア
【前半37分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 左CK。ボールが日本のDFに当たりこぼれるが、ゴールならず
【前半35分 日本0-0チュニジア】
日本 伊東が右サイドを突破しアーリークロスを送るが、ペナルティーエリア中央でフリーの鎌田がゴール左に外してしまう
【前半34分 日本0-0チュニジア】
日本 伊東のFK。中央の吉田へボールを送るが、うまくヒットせずボールは後方へ
【前半33分 日本0-0チュニジア】
チュニジア エラブディにイエローカード■
【前半33分 日本0-0チュニジア】
日本 伊東が敵陣右サイドで1対1の勝負を仕掛け、ユニフォームを引っ張られながら倒され、ファウルを獲得
【前半29分 日本0-0チュニジア】
日本 敵陣中央でFK。鎌田がボールをペナルティーエリア中央に送り、こぼれ球を南野がシュートしようとするが、ダフってしまいミートできず
【前半23分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 右CKのこぼれ球をドレーガーがペナルティーエリア手前からミドルシュート。枠の上へ大きく外れる
【前半22分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 敵陣深く左サイドから逆サイドへロングパス。ドレーガーがペナルティーエリアの右からクロスを上げるが、伊藤がブロック
【前半21分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 左サイドでボールを回し、敵陣中央右からイファがロングシュート。枠を大きく外れる
【前半16分 日本0-0チュニジア】
チュニジア ベンロムダンがペナルティーエリア手前からシュート。右へ外れる
【前半10分 日本0-0チュニジア】
日本 原口が右からクロスを送るが、味方に当たりゴールキックに
【前半4分 日本0-0チュニジア】
チュニジア 左CKからショートコーナー。エラブディがアウトスイングでボールを送り、サシがヘッドで合わせるがゴール上に外れる
【前半0分 日本0-0チュニジア】
チュニジアボールでキックオフ
スタメン
◆日本代表スタメン◆
【GK】シュミット・ダニエル(シント・トロイデン)
【DF】板倉滉(シャルケ)、長友佑都(東京)、吉田麻也(サンプドリア)、伊藤洋輝(シュツットガルト)
【MF】遠藤航(シュツットガルト)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、鎌田大地(フランクフルト)
【FW】伊東純也(ゲンク)、南野拓実(リバプール)、浅野拓磨(ボーフム)
◆日本代表ベンチ◆
【GK】川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(清水)
【DF】山根視来(川崎F)、谷口彰悟(川崎F)、冨安健洋(アーセナル)
【MF】柴崎岳(レガネス)、久保建英(マジョルカ)、三笘薫(サンジロワーズ)、田中碧(デュッセルドルフ)、堂安律(PSV)
【FW】古橋亨梧(セルティック)、前田大然(セルティック)
◆チュニジア代表スタメン◆
【GK】ダハメン
【DF】イファ、タルビ、エラブディ、ドレーガー
【MF】ムサクニ、サシ、ライドゥニ、ベンロムダン
【FW】ベンスリマン、ヘニシ
◆チュニジア代表ベンチ◆
【GK】サイード
【DF】ベンラミン、マールル、カイブ、グラム
【MF】ガンドリ、ザデム、メジブリ、ベンアルビ、スリティ
【FW】ジェバリ、ジャジリ
試合前
6月の日本代表メンバー表
日本代表の今後の日程
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過去3戦のVTR
◆2日パラグアイ戦 序盤で優劣の差は明らかになった。日本が攻守で上回って快勝した。前半36分にDFラインの裏に抜けた浅野が先制点を決め、6分後に堂安のクロスを鎌田が頭で合わせて加点した。後半14分に代表デビュー戦となったDF伊藤のパスミスから失点したが、直後に三笘が得点。同40分には田中が右足ミドルを決めた。W杯出場を逃したパラグアイは運動量で劣っていた。
◆6日ブラジル戦 日本は粘り強い守備を見せたが、終盤にPKで失点した。序盤からブラジルにボールを支配される展開。中盤で原口らが厳しく寄せ、板倉や吉田が体を張り続けた。だが、後半32分に遠藤が相手を倒してPKを献上。ブラジルはネイマールが確実に決めて日本戦5試合連続9得点。日本は途中出場した三笘の仕掛けなどでゴールに迫ったが、枠内シュートは1本も打てなかった。
◆10日ガーナ戦 日本が4ゴールを挙げてガーナに快勝した。前半29分、久保、堂安の巧みな連係で相手の守備を崩し、攻め上がった山根が先制。前半終了間際に山根のパスミスから失点したが、直後に三笘のゴールで勝ち越した。後半も主導権を握り、ドリブル突破した三笘のパスを受けた久保が代表17試合目で初ゴール。後半37分には途中出場の前田がスピードを生かして代表初得点を挙げた。