先制点を挙げたMF三笘薫に代わって後半9分から途中出場したMF堂安律(24=フライブルク)が、「もっと縦パスをつけてほしい。Jリーグぽいサッカーをしてる」と攻撃面での課題を口にした。以下、堂安の一問一答。
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堂安 アジアカップに向けていろいろトライしていますが、日本代表なんで負けちゃいけない。ワールドカップが終わって期待されて入る中で、いくら新戦力といってもだめだと思う。
-チームとしては形になっていないように見えた
戦術どうこうというより、もっと縦パスをつけてほしいと思いました。明らかにこの2試合はシュートが少ない。
-個人としては体がキレてそうに見えた
いや、2試合シュート打ってないんで。もっと自分たちが責任を持ってやらないといけない。
-連係がうまくいってないように見えた
もっとシンプルにゴール前までいけるんじゃないかと思いました。前半は(三笘)薫くんと(伊東)純也君の個の能力をなかなか生かし切れてなかったように見えた。点を取るスポーツなんで、ダメだなと思いました。
-どういう風にやっていけば良かったのか
やっぱりもっと縦パスを入れるべきだと思います。リスクはありますけど、セーフティーでは前にはいけない。
-4年前の船出とは違った
Jリーグを批判するわけじゃないですけど、Jリーグぽいサッカーをしている。その感じは僕も感覚的にある。ヨーロッパはもっと縦に速いゴールに向かっていくサッカーで、歓声が常に響いて、攻守が常に入れ替わる。やりたいことはもちろんありますけど、その中でもプライオリティを忘れちゃいけない。
-ボールを大事にという意識が強いのか
全選手とこの点についてコミュニケーションを取っていないので分からないですけど、実際に僕の感覚ではそうですね。やり直そうというのがあった。かなりセンターバックが受けて、ボランチもかなり下りている感じがしました。よりシンプルにゴール前にいくというのはありなんじゃないかと思います。
-ベースを作り上げた上で、新しい選手を入れた方が合理的
まあ時期が時期ですし、僕も森保さんに抜てきされてここまではい上がってきたので。2チームを試すことは僕は正解だと思っています。
-代表活動が終わって、チームに戻る
代表は代表、チームはチームと考えている。帰ってから厳しい戦いの中で、チャンピオンズリーグをかけて負けられない戦いがある。しっかりコンディションを整えていきたい。