5月20日に開幕するサッカーU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選が21日、スイス・チューリヒで行われ、日本は1次リーグC組でセネガル、コロンビア、イスラエルと対戦することが決まった。

マッチスケジュールも発表され、日本は大会2日目の21日にセネガルとの初戦を迎える。24日は第1ポットのコロンビア、27日はイスラエルと対戦し、決勝トーナメント進出を争う。

1次リーグは24チームがA~Fの6組に分かれ、各組の1位と2位に3位の成績上位チームを加えた16チームが突破し、決勝(6月11日)を目指す。

組み合わせ決定を受け、U-20日本代表の冨樫剛一監督は日本協会を通じ、次の通りコメントした。

「ようやく、FIFA U-20ワールドカップがアルゼンチンで開催されることとなりました。私たちはグループCでセネガル、イスラエル、コロンビアと対戦します。非常にレベルの高いグループに入ったと感じています」

「南米の地での経験は、選手たちにはほとんどありませんが、不安を上回る期待を抱いています。環境や調整など、どんなことが待っているか想像ができませんが、タフな戦いになることは間違いありません」

「私たちのチームは立ち上げからすべてがうまくいったわけではなく、地道なトレーニングキャンプや昨年からようやく行えるようになった海外遠征、そして何より選手たちが自チームで日常の基準を上げたことで、成長してきたチームです」

「開幕まで時間は短いですが、まだまだ成長の機会があります。本大会では1つ1つ勝利を積み上げて、素晴らしい経験を身に付けながら、頂点を目指します。ぜひ応援よろしくお願いします」

前回21年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。日本は16強だった19年ポーランド大会以来11回目の出場となる。同じく16強だった17年韓国大会には久保建英らが出場していた。

今大会のアジア予選では東京MF松木玖生ら24年パリ五輪(オリンピック)もうかがう有望株が活躍していた。