日本サッカー協会(JFA)は9日、U-20ワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会(5月20日~6月11日)に出場する同日本代表メンバーとして、ボルシアMG(ドイツ)U-19でプレーするFW福田師王(19)を追加招集することを発表した。背番号9を背負う。

シュツットガルト(ドイツ)のセカンドチームでプレーするDFチェイス・アンリ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)BのMF福井太智、バルセロナ(スペイン)のフベニールA(U-19相当)でプレーするDF高橋仁胡に続いて4人目の海外組となる。

8日に発表されたメンバーでは、背番号9が空き番となっており、残り1枠については、ケガを含めたコンディション確認をしている状況であると説明していた。冨樫監督は「ここ2、3日、あるいは数時間でいろんなものが見えてくると思うので、また新たに1名は発表する」と話していた。

福田は、22年に神村学園(鹿児島)で全国高校選手権に出場し、得点王に輝いた。超高校級FWとしてその進路が注目を集めたが、Jリーグを経由せずにドイツへ渡っていた。

冨樫監督はU-20日本代表メンバー選考の一環で、欧州視察をしており、「彼らが戦っている日常が間違いなく(U-20)W杯のレベルに近い。なので彼らが私たちのチームには間違いなく力になる。必要になる」と海外組に期待していた。