先月までのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で日本人2人目の得点王に輝いた日本代表なでしこジャパンのMF宮沢ひなた(23)が、WEリーグのマイナビ仙台からイングランド女子スーパーリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍することが6日、両クラブから正式発表された。

昨季2位の強豪で、女子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得ている。契約に向けて先月下旬に渡英していた。今季リーグ戦は10月に開幕する。

マイナビ仙台を通じて次の通りコメントした。

 

このたび、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍することを決断しました。

どんな時も背中を押し続けてくれたファン・サポーターの皆さん、日頃からご支援やサポートをしてくださったスポンサー企業の皆さま、本当にありがとうございました。

仙台で過ごした2年半はとても充実した毎日で最高に幸せでした!

このクラブの一員として仙台を背負い戦えたこと、とても感謝しています!

最高の仲間、最高のスタッフ、最高のサポーターの皆さんに出会えたこと、とてもうれしく思います!

仙台に来て本当によかったです!

これからもサッカー選手として、今後のさらなる女子サッカーのためにも成長し続けていきたいと思います!

変わらず応援していただけるとうれしいです!!

どこにいても笑顔でひなたらしく頑張ってきます!

最後になりますが本当にお世話になりました!

またスタジアムでお会いしましょう!

 

宮沢は神奈川県出身。日テレ・ベレーザ(現日テレ東京V)から21年にマイナビ仙台へ移籍し、初出場のW杯では5ゴールを挙げていた。日本人では、優勝した11年ドイツ大会の澤穂希以来となるゴール数で得点王に輝き、日本の8強入りに快足で貢献していた。

イングランドでは、同じ都市を本拠にするマンチェスター・シティーのMF長谷川唯、リバプールのMF長野風花やウェストハムのDF清水梨紗ら、代表の先輩も多くプレーしている。