サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選第1戦(24日)で、日本代表と対戦する北朝鮮代表のリ・ユイル監督は23日、試合が行われるサウジアラビアのジッダで記者会見し「平壌で、家族や友達の前で試合ができないのは残念だが、決定を受け入れている。気候はどちらにとっても同じ。気にしていない」と淡々と話した。

最終予選はホームアンドアウェー方式。第1戦は当初、平壌の金日成競技場で開催予定だったが、試合運営などで不透明な点が多く、アジア・サッカー連盟が代替地での開催を決めた。

北朝鮮代表は22日にジッダに到着し、23日は試合会場で調整した。公開された冒頭部分では、選手らはゴムバンドを使って体を動かした。最終予選前の調整状況を問われた監督は「中国のチームと2、3試合、親善試合をやった。準備はできている」と笑みを浮かべながら語った。(共同)

なでしこ、サウジで北朝鮮戦 パリ五輪アジア最終予選/ライブ速報