サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランキング5位)が、アメリカ(米国)代表(同2位)との3連戦の初戦に1-2で敗れた。

相手は24年パリ・オリンピック(五輪)金メダルの強豪。なでしこは3月のアジアカップを圧倒的な強さで制したが、「指導が甘い」との判断からニルス・ニールセン監督との契約を延長しない“電撃解任”。今大会は狩野倫久コーチが監督代行として陣頭指揮を執った。

立ち上がりに失点した。前半8分、FKを与えるとクロスボールからの折り返しをMFラベルに押し込まれて先制点を許した。

なでしこもFW藤野あおば(マンチェスターC)やMF宮澤ひなた(マンチェスターU)がゴールを狙うが米国代表の堅い守りを崩せない。前半40分には最終ラインのDF南萌華(ブライトン)のロングパスからFW松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)が抜け出すが、ボールを1つ多く持った分、追走してきた相手選手の戻りにつぶされた。

1点を追う後半4分、ボールロストから波状攻撃を仕掛けられ、最後はMFリンジーに決められ0-2とリードを広げられた。

選手交代で流れを変えにかかったなでしこは後半16分、MF林穂之香(エバートン)が右へ展開。FW浜野まいか(トットナム)のクロスボールを起点にゴール前へ迫った。相手のクリアボールを林が頭で前線へつなぐと、FW植木理子(ウェストハム)が頭で押し込み、1点差とした。

終盤は相手のビルドアップを引っかけ、ショートカウンターを狙った。しかし米国代表の組織だった守りを崩すまでは至らず、1-2での惜敗となった。

植木は「どんな時でもゴールを狙っているのは自分の良さ。いい場所に入れたと思うので、最後は得意なヘディングだったので自分らしいゴールだったかなと思います」と振り返った。

米国代表との第2戦は、14日(日本時間15日午前11時)にワシントン州シアトルで行われる。

【動画】植木理子、ヘディング弾 空中戦で米国のネット揺らす