来季から新方式で始まるアジア・チャンピオンズリーグの概要が固まった。クアラルンプールでのAFC(アジア連盟)プロリーグ特別委員会から帰国した日本協会川淵三郎キャプテン(71=同委員会委員長)が21日、明らかにした。

 10年まで確定した新方式では、出場チームが現行の29チームから一定基準を満たした32チームに拡大。16チームを東西に分け、4チームずつ8組に分かれた1次リーグの各組上位2チームずつが決勝トーナメントへ進出する。09年3月11日に開幕。決勝トーナメント1回戦は各組1位のホームで、11月6または7日の決勝(中立地)も一発勝負で、そのほかはホームアンドアウエー方式となる。

 賞金総額は1400万ドル(約14億7000万円)で優勝チームは220~230万ドルの賞金を得る。日本からは今季のリーグ戦1~3位と天皇杯優勝チームの計4チーム(天皇杯優勝チームがリーグ1~3位の場合はリーグ4位)が出場する。