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福島の星ツインズ、開幕プロデビューだ

3本目、ドリブルでゴール前に切り込む兄MF星広(左)とシュートを放つ弟DF星雄
3本目、ドリブルでゴール前に切り込む兄MF星広(左)とシュートを放つ弟DF星雄

 J3福島は21日、福島・相馬市内でJFL八戸と練習試合(30分×3本)を行い、合計1-1で引き分けた。システム3-5-2の3本目は、大学生ルーキーの双子の兄、MF星広太と弟のDF雄次(ともに22)が両ウイングバック(WB)で出場。積極的プレーで開幕プロデビューをアピールした。

 福島の星ツインズが、若武者ぶりを発揮した。2本目途中から出場の雄次は左WB、3本目途中出場の広太は右WBで出場。左右の翼になって、前線に“ミラー・パス”を供給した。本来はサイドバックながら、3本目8分過ぎ、ドリブルで切り込み、左足でシュートも放った雄次は「初めてのポジションでしたが、ボールと得点に絡もうと思ってプレーした」と攻撃性をアピール。同10分過ぎ、交代直後に右からミドルシュートを放った広太も「仕掛けることを意識しました」と積極性をアピールした。

 昨季、関東大学リーグ2部では広太が神奈川大、雄次が法大でライバル同士だった。横浜ユース時以来、5年ぶりにチームメートになった2人は「プレースタイルは知っているのでやりやすい」と口をそろえる。昨季大学リーグではともに1部昇格に貢献した。2人は「次はJ2」と、プロ初年度の夢を広げた。【佐々木雄高】

 ◆星広太(ほし・こうた)雄次(ゆうじ)1992年7月27日、横浜市生まれの一卵性双生児。ともにつくし野SSS-横浜Jrユース新子安-横浜ユースを経て広太は神奈川大、雄次は法大を今春卒業予定。家族は両親と姉。背番号17のMF広太は169センチ、60キロ。同18のDF雄次は170センチ、62キロ。ともに血液型O。

 [2015年2月22日12時31分 紙面から]








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