鳥栖がルーキーMF鎌田大地(18)のアシストとFW豊田陽平(30)の決勝ゴールで6試合ぶりの勝利を手に入れた。

 0-0で迎えた後半ロスタイム。中央をドリブルするMF鎌田からの絶妙なスルーパスを受けたFW豊田が、右足で決勝ゴールを左隅にたたき込んだ。

 豊田は「お互いにチャンスを作りながらも、決めきれない試合。90分間ああいうプレーを狙いっている。決められたことは良かったとは思います」と振り返った。前節松本戦で7試合連続ゴールはならなかったが、2試合ぶりにゴールネットを揺らし、今季9得点目。ランキングもG大阪FW宇佐美の10点に続いて単独2位となった。

 鎌田は「あそこで決めるところがトヨさん(豊田)。ああいうプレーをすると日本代表にも呼んでもらえるんだと思いました」。リーグ戦2試合目の出場となった18歳は、チームの絶対的エースに憧れの言葉を並べていた。