大分は4強入りした11年度以来の白星を逃した。FW古田武尊(2年)の先制ゴールは報われなかった。

 後半12分、右スローインから同点ヘッドを決められ、終了間際には左CKから決勝ヘッドを許した。朴英雄(55)は「手で投げるロングスローは正確。向こうの方がたくましかった」と脱帽。古田は「もっと3年生とやりたかった。来年もここに来て、もっと得点して大分に優勝カップを持ち帰りたい」と雪辱を誓った。