星稜(石川)が中京大中京(愛知)との、甲子園でも注目カードになりそうな対決を制し8強入りした。

 応援席からは甲子園のアルプス席でも鳴り響く応援歌「アフリカンシンフォーニー」のリズムで後押しが。直後の試合には因縁の? 明徳義塾(高知)も登場するなど、高校野球ファンにもたまらない校名が並んだ。

 ACミランの日本代表FW本田圭佑の母校は、前年度優勝校の実力を発揮。これで91回大会4強、92回大会準優勝、93回大会優勝に続き、4大会連続で8強入りを成し遂げた。

 2戦連続してセットプレーからの得点が生まれた。名将・河崎護監督(56)は「昨日もセットプレーですから、采配ズバリです。いま、自分を褒めました(笑い)」と話して笑顔。

 優勝した前回大会は開幕直前に交通事故に遭い、ベンチで指揮を執ることはできなかったが、これでこの大会の“復帰戦”から2連勝。やはり、存在感は抜群だ。