神戸が前回王者鹿島から4点を奪い、快勝した。開幕2連勝でA組の単独首位に浮上。

 ブラジル人助っ人のFWペドロ・ジュニオール(29)が2得点1アシストと大活躍。FW渡辺千真主将(29)にも今季公式戦初ゴールが生まれた。

 ネルシーニョ監督(65)は「前半いい入りが出来た。守備と攻撃のいい連動性ができ、集中力を保てていた。鹿島相手に1失点に抑えられた。DFのパフォーマンスは自信につながる」と目尻を下げた。

 19日のJ1で昨季天皇杯王者のG大阪を倒してから公式戦3連勝。前回大会覇者の鹿島も破り、渡辺は「強い相手に勝つことができた。次につながる」と胸を張った。MF藤田直之(28)は「いい流れできているので次のリーグ戦は(失点)ゼロに抑えたい」と意気込んだ。