右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で今季絶望となっているJ2札幌の元日本代表MF稲本潤一(36)が、来季もチーム残留でクラブと合意した。

 今季が2年契約の最終年で負傷後、クラブでは代理人を通じてオファーを出していた。条件面の細かい詰めはこれからだが、三上GMは「来季も札幌のユニホームを着ることは間違いない」と説明した。6月4日千葉戦で負傷し全治8カ月の診断も、手術後の回復は順調。3月の開幕は間に合わないが、昇格すれば、川崎F時代の14年以来3シーズンぶりに、J1のピッチに立つことになる。