神奈川大の快進撃は、2回戦で止まった。

 前半は圧倒的に攻めながら、同40分に先制を許した。クロスバーやポスト直撃のシュートもあったが、決定力を欠いた。J1磐田を上回るシュート14本を放ちながら、1点が遠かった。1回戦ではJ2町田を破る金星を挙げたが、2回戦敗退が決まった。

 磐田対策として、サイド攻撃に対しての守備や、3バックの両サイドを突く攻撃を練習していたが、勝利につながらなかった。長谷川大監督(43)は「J1を相手にいかにアグレッシブなサッカーが通用するかがテーマだった。プロの技術の高さは勉強になった。十分に自分たちの良さは発揮できた」と話した。