今大会絶好調だった鹿島のベテランGK曽ケ端準(37)は好守を連発したが、延長で突き放された。

 快進撃の立役者といえる活躍にも「ファイナルでの失点は悔しい」と4失点に唇をかみしめた。

 前半はベンゼマのシュートを横っ跳びで阻み、後半15分にはロナルドの一撃をセーブ。同28分には鋭い反転から狙ってきたベンゼマのシュートを片手ではじき出すなど随所に好プレーを見せた。

 手応えもつかんでおり「すごい大会を経験できた。アジア王者になって、またここに帰ってきたい」と誓った。