G大阪の日本代表GK東口順昭(30)が明日24日の天皇杯準々決勝横浜戦(日産ス)を欠場することが22日、濃厚になった。吹田市内で行われた練習を回避し、前日21日に捻挫した右足首の治療に専念した。東口は「1試合やれって言われたら無理。2日間で痛みは取れていない」と無念の表情。長谷川監督は「試合(の出場)は微妙。(患部が)腫れているので」と説明した。

 欠場となればGK藤ケ谷が代役を務める。横浜戦は東口が代表で不在だったルヴァン杯準決勝2試合にフル出場し1失点。「マリノスに悪いイメージがない」という。かつての守護神も現在は控え。それでも今季出場した公式戦5試合は2勝3分けと負けなしだ。史上初の天皇杯3連覇へあと3勝。35歳のベテランは「ベンチなりの役割もあると割り切っている。出る時は最初から集中してやりたい」と気を引き締めた。