31歳1号で16年ぶり鹿島討ちにつなげる。北海道コンサドーレ札幌FW都倉賢が16日、今日17日アウェー鹿島アントラーズ戦での6戦ぶり得点を誓った。16日には31歳の誕生日を迎え「ゴールを決めて自身へのバースデープレゼントとしたい」と意気込んだ。

 札幌の鹿島戦公式戦戦績は13戦1勝1分け11敗。勝率・077は、現J1の17チームで最も低く、さらに昨季2冠と難敵だ。都倉自身もいまだゴールを挙げたことがなく「31歳になったフレッシュな気持ちで臨みたい。点を取り、チームとしてアウェー1勝につなげたい」と前を向いた。強く苦手な相手から点を決めることで成長につなげる。

 鹿島に勝利したのは01年5月12日(札幌厚別)のみ。その年はクラブとして唯一のJ1残留を果たした。4月30日磐田戦以来48日ぶり都倉弾で「残留バロメーター」となる鹿島からの白星をつかみ取る。

 ◆札幌の鹿島戦戦績 公式戦通算13試合(リーグ12、ナビスコ杯1)1勝1分け11敗で勝率・077。現J1チームとの対戦勝率最低で、次いで対横浜の・125(2勝1分け13敗)。唯一勝った01年5月12日は、FWウィルの2発で2-1。その年、札幌はJ1年間11位で残留し、ウィルは24得点でJ1得点王。