川崎フロンターレが28日、神奈川・川崎市内で7月1日の神戸戦に向け調整を行った。午前中の全体練習の後、午後はJ2横浜FCとの練習試合(35分×2本)を行った。横浜FCは25歳以下の若手選手とユース選手のメンバーで臨み、FWカズ(三浦知良、50)は参加しなかった。試合は3-3の引き分けに終わった。

 前半にボランチ、後半にセンターバックとして出場した川崎フロンターレのDF板倉滉(20)は「中盤で余裕を持って周りを見ることができたけど、もっと縦にパスをつけられればよかった」と反省。前半2分にCKから失点し「自分がマークを外してしまった。今日は反省だらけ」と悔しさをにじませた。U-20(20歳以下)日本代表としてU-20W杯に出場したが、チームでは出場機会をつかめていない。「試合に出ないと意味がない。反省を生かして次に切り替えたい」と話した。