16位大宮アルディージャは、ロスタイムに追いつかれ15位北海道コンサドーレ札幌と引き分けに終わった。

 前半から大宮ペースで試合が進み、後半2分にロングスローの流れからFW大前元紀(27)がルーズボールを左足シュートでネットを揺らし先制。その2分後に、大宮がエースFW江坂任(25)のゴールで加点。しかし、大宮は伊藤彰監督(44)の采配が裏目に出てしまう。途中出場のMFマテウス(22)が不用意なハンドで2度、FKを与え、2本のFKをコンサドーレ札幌のDF福盛晃斗(24)に決められてしまった。同点弾はロスタイムのラスト1プレーの出来事だった。大宮アルディージャは勝てば15位に浮上したが、降格圏のままサマーブレークを迎えることになった。