日本サッカー協会(JFA)審判委員会の小川佳実委員長は19日、都内で行われたレフェリーブリーフィングで、将来的なビデオ判定の導入に備え、22日の国際親善試合鹿島アントラーズ-セビリア(カシマ)でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の勉強会を行うことを明かした。

 電子機器メーカーの協力で、本番さながらのカメラなどが設置され、リプレーなどの手順や操作などを学ぶという。VARは6月のコンフェデレーションズ杯(ロシア)で試験導入されたが、小川委員長は審判員の教育や機材の整備など課題も多いことも説明した。