FC東京の元日本代表MF石川直宏(36)が2日、今季限りで現役引退すると発表した。

 ◆石川直宏(いしかわ・なおひろ)1981年(昭56)5月12日、神奈川県横須賀市生まれ。横浜ユースから00年にトップ昇格。01年U-20W杯アルゼンチン大会に出場したがクラブでは出番に恵まれず、02年4月に東京へ期限付き移籍。03年8月に完全移籍して活躍すると、12月に日本代表選出。翌04年のアテネ五輪に現チームメートのFW大久保嘉人らと出場した。同年のJリーグオールスター戦でMVPに輝き、ナビスコ杯の制覇にも貢献した。

 09年にはリーグ戦では15得点を挙げてベストイレブンに輝いた。11年には天皇杯優勝に貢献。J1通算は289試合49得点だった。

 日本代表はジーコジャパン時代の03年12月香港戦でデビューし、ザッケローニ監督の12年が最後の招集だった。国際Aマッチ通算6試合無得点。家族は夫人と1女。利き足は右。175センチ、70キロ。血液型B。背番号18。