ジュビロ磐田は今日9日、アウェーでベガルタ仙台と対戦する。チームは、昨季から11勝1敗と好調を維持する「2日前移動」で7日午後に仙台入り。一夜明けた8日、宮城県内で約1時間の最終調整を行った。5日の前節ホーム広島戦から中3日での試合になるが、名波浩監督(44)は「(広島戦で)ズタズタにされたけど、ぶれずに続けることが大切。後ろが鍵になる」と、守備陣の奮起を期待している。

 広島戦では今季最多の3失点で、今季初の逆転負けを喫した。指揮官は、前日7日に行った11対11の実戦練習で4バックもテストするなど修正を図った。その状況も踏まえ、DF桜内渚(27)は「3バックでも4バックでも、根本的にやることは変わらない。連敗だけはしてはいけない」と気を引き締めた。【前田和哉】