左膝の故障でブラジルに帰国していたヴィッセル神戸のFWレアンドロ(32)が、試合前にサポーターへあいさつした。

 2月25日の第1節清水戦で負傷。「左膝前十字靱帯(じんたい)損傷および外側半月板損傷」と診断され、3月2日に帰国していた。前日8日の来日から一夜明け、ピッチの脇をゆっくりと歩くと、サポーターも応援歌の大合唱で応えた。

 約5カ月ぶりに神戸に戻った昨季のJ1得点王は「治療していて寂しい思いもあった。(グラウンドに)立てて幸せな気持ち」と笑顔。現状については「手術して5カ月。グラウンドに入っていく最終段階」とし、実戦に向けて「いつというのはハッキリ言えないけれど(スタッフと)相談しながら早期の復帰を目指したい」と意欲を見せた。